土地家屋調査士とは?
土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)とは、不動産の表示に関する登記の専門家のことであり、他人の依頼を受けて、土地や建物の所在・形状・利用状況などを調査して、図面の作成や不動産の表示に関する登記の申請手続などを行う。土地家屋調査士の徽章は、五三の桐の中央に「測」の文字。弁護士・司法書士・弁理士・税理士・行政書士・社会保険労務士・海事代理士と共に職務上請求権が認められている8士業の一つである。
※ウィキペディアより引用
土地の境界線や建物の床面積、そしてその登記というものは普段気にすることなく生活するものです。
しかし、人生の節目のタイミングでしばしば登場し、特に相続の時に問題となる場合がとても多く見られます。
登記手続きにおいても、測量が必要な場合もあり個人で行うのは非常に困難です。
複雑な登記申請を資格者として代理で行うのが、私たち土地家屋調査士です!
土地の登記簿に面積が書いてあるのに、なぜわざわざ測量するの?
実は、登記されている土地の面積が実際の面積と異なる事はよくあります。
普段の生活で常に意識する必要はありませんが、土地を売却する時や分割する時に問題となる場合があります。
特に、土地の分割(分筆登記)の際は測量を行って、もし面積が登記簿を異なっている場合はそれを正しくする登記(地積更正登記)を同時に行わなければなりません。
また、お隣との境界線がわからなくなってしまった場合にも、両方の土地を測量し、その面積と現況から境界線を見つけることができる場合もあります。
そのため、土地に対して調査を行う時には多くの場合で測量を行います。
お隣から「境界線の立会をしてほしい」って言われたけど、応じなきゃダメなの?
法律的な応じる義務はありません。…が、土地というのは当然繋がっているものですし、そこに線を引いているのは人間の都合でしかありません。
隣接同士の協力によって平穏が保たれるのが土地境界線の望まれる姿ですので、特に理由なく断るのはおすすめできません。
もし断ったら、逆に自分が境界線を確認する必要があった場合にお隣の方に断られたとしても文句言えませんよね。
隣接地所有者同士というのは本来対等な立場でありますし、話し合いでお互い納得できる境界を確認できればより良いと思いますので、まずは境界立会に応じられることをおすすめします。
それでも不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
お隣から境界線について強く主張され参っている…
土地の境界線というのは、元々地続きである土地の権利が及ぶ範囲を明確にし、平穏に使用していくためのものです。
対等であるべき隣接地所有者同士であるにもかかわらず、強い口調で自分に有利な境界線の主張をする方も、残念ながらいらっしゃいます。
そのような場合だと、隣接地所有者の方が直接主張をされており、土地家屋調査士のような専門家が関与していないケースがほとんどです。
さくらサービス土地家屋調査士ではそういった相談を多く頂いています。
まずはご相談頂けたらと思います。親身に対応させて頂きます。